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個人信用情報機関について

クレジットカードも、消費者金融会社のキャッシングカードも、申し込めば誰でも持てるわけではありません。 申し込みを受けた会社は、「個人信用情報機関」 に登録された情報から、その人の借り入れ状況などを調べ、その上で、会社独自の審査基準により、カードを発行してよいかなどを判断します。

おもな役割

個人信用情報機関は、クレジットやローンの審査を正確に行えるように、また、申し込んだ人が多額の借り入れをしてしまわないように、個人信用情報を収集して、管理・提供しています。

     個人信用情報機関が保有している情報
        (1) 個人の属性(氏名、生年月日、住所など)
        (2) 契約の内容に関する情報
        (3) 延滞などの事故情報
        (4) 官報に記載された公的情報(自己破産情報など)

どんな機関があるのか

クレジットカードを申し込むと、カード会社は申し込み者のクレジットカードやローンの支払い履歴などを、個人信用情報機関というところに問い合わせます。
個人信用情機関は次の機関があります。

全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
銀行・信用金庫・信用組合・農協などの金融機関や銀行系クレジットカード会社・保証会社などが加盟しています。
シー・アイ・シー(CIC)
ほとんどのクレジットカード会社、信販会社が加盟しています。
そのほかに、家電、自動車ディーラー、百貨店、量販店なども加盟しています。
全国信用情報センター連合会(全情連)
全国33の個人信用情報機関からなる連合会です。
株式会社 日本情報センター(JIC)
消費者金融専業者が主に加盟しています。
シー・シー・ビー(CCB)
クレジットカード会社や信販会社のほか一部消費者金融も加盟しています。
CICの会員とかなり重なっています。
テラネット
信販会社、消費者金融のほか銀行系・流通系クレジットカード会社などが加盟しています。消費者金融が有する個人信用情報を他業種にも開放するために全情連が設立した機関。

各機関の情報交流について

クレジットカード会社は個人信用情報機関に問い合わせるだけでなく、カード会員のクレジットカード利用履歴を登録する義務を負っています。

個人信用情報機関のうち、全銀協、CIC、JICはそれぞれの会員が相互に個人信用情報(事故情報)を利用できるようになっています。このシステムをCRIN(クリン)といいます。

また、全情連とテラネットも情報を交流しています。
さらに、個人信用情報機関のうち、全銀協、CIC、全情連は、延滞などの事故情報を交流して過剰融資の防止を図っています。

     各機関の事故情報の登録期間
        ・全銀協−事故発生日から5年、延滞解消後は5年、自己破産10年
        ・CIC−延滞継続中※・延滞解消後は5年、自己破産7年
        ・全情連−延滞継続中※・延滞解消後は1年、自己破産10年
        ・CCB−事故発生日から5年、延滞解消後は5年、自己破産7年
        ・テラネット−事故発生日から5年、延滞解消後は5年、自己破産10年

     ※延滞継続中とは延滞が解消しない限り事故情報が消えないという意味です。

審査に対して納得がいかない時は

特に問題がないのに審査に落ちたという方は、自分の信用情報を確認してみましょう。
本人がそれぞれの個人信用情報機関に出向いて、自分の信用情報を確認することもできますし、郵送で開示することもできます。 まれに間違った情報が登録されている場合がありますので、ここで削除・修正を求めることができます。

また、個人信用情報が、同一生年月日の同姓同名の別人と混同されている場合があります。もしその方が事故を起こしていると、どのクレジットカードを申し込んでも審査に通りません。そういう場合は個人信用情報機関に相談すれば対処してくれます。

ブラックリストについて

ブラックリストとは 「お金を貸してはいけない要注意人物をまとめた名簿」 という意味で使われていますが、実際は、ブラックリストと呼ばれるものは存在せず、個人信用情報機関の間で事故情報が共有されているだけです。



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